●初級農業体験講座
【取り組みの趣旨】初歩的な農業体験を通して、都市住民による遊休農地の利用方法を確立する。
【取り組みの内容】講座開催4回(募集 80名)
【取り組みの記録】
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★事前準備作業
遊休農地を借用しての体験農園づくり。こうした取り組みが将来「遊休農地」の解消につながることを念じながら・・・。
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★小石の運び出し
「じいちゃん」と「幼稚園児」の名コンビ。息の合った同士で小石の搬出作業。終日、どちらもアイドルでした。
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★刈草処分
事前に行なった除草作業で発生した刈草の処分。積み上げて堆肥化し、やがて畑に戻します。
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★耕運作業実習
小型ながら耕運機のパワーに悪戦苦闘。指導員から「力まないで、機械の力を利用すること」と声がかかる。
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★整地作業
耕運機で起耕した畑を手作業で均一に均していきます。種まきのための最終準備作業です。
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★栽培用種子など
この日の栽培品種
・秋じゃがいも(農林1号)
・〃 (デジマ)
・長首大根
・聖護院大根
・20日大根
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★じゃがいもの植え付け
参加者全員で「種芋」を植え込んでいきます。初級コースとはいえ、さすがに「じゃが芋の種って、芋なんだー」という人はいませんでした。
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★大根の種まき
種子が小さくて軽いので風に乗って飛んでいきそう。姿勢を低くしてていねいに一粒、一粒。
終ったら「腰が痛い~」
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★散水作業
併行して流れる川から堤防を越えてエンジンポンプで導水。参加者が連携でホースを延ばし、まるで消防隊のよう・・・。
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★種まき完了
種まきと散水が完了。にぎやかな体験者が引き上げた農園には静寂が戻った。例年にない猛暑と渇水の中で「無事に育ってくれ・・・」
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★中間管理①
その後の中間管理を、地元の農家が担当。今年は例年にない渇水で、毎日散水作業が続く。
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★中間管理②
第1回目の「中間管理参加日」までは、地元の農家がさまざまな栽培管理を行なう。この日は防虫対策に「木酢液」を散布。
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★中間管理③
手作業による除草。遊休農地であったことから、次々と雑草が発生し、ほとんど毎日、除草作業に追われる。
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★中間管理④
体験者による間引き作業日までは、地元農家が初期の間引きを行なう。特に20日大根は成長が早い。
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★体験者の中間管理
第1回間引き作業のようす。10cmほどに成長した大根など間隔を空けて間引き、日当たりや風通しを良くする作業。
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★収穫品
間引きされた大根などの葉や茎は「おひたし」や「漬物」に最適。
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★中間管理の大敵に挑む
栽培地の周辺では容赦なく雑草がはびこる。これらとの闘いが農業の原点かもしれない。
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★中間管理参加者
種まきに比べてやや減少した参加者。やはり近年まれに見る猛暑が影響している。
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