耕作放棄地の再生実験 of ゆいのまちづくり 21

●耕作放棄地の再生実験

【取り組みの趣旨】ボランティアによる耕作放棄地の再生実験を行ない、放棄地の再生方法を探る。
【取り組みの内容】伐開、抜根、整地、植栽など計5回(募集35名)
【取り組みの記録】

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s01s.jpg★再生前の現況

 20年以上放置され、まるでジャングル状態の耕作放棄地。
 これが、はたして農地に再生できるだろうか

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s02s.jpg★伐開作業開始

 身長の2倍以上もある雑木と笹竹のブッシュに、果敢に挑戦が始まる。


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s03s.jpg★雑木の伐倒作業

 林立する雑木群をチェンソーで切り倒しながら前進、前進。
 気温33℃の炎天下での作業は過酷で、全身から汗が噴き出す。


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s04s.jpg★抜根作業開始

 抜根作業のために大型重機を投入。20年以上も張り続けた大木の根は想像以上に深く、困難な作業が続く。


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s05s.jpg★苦闘の連続

 雑木の根と笹竹の根が絡み合い、作業が進まない。
 猛暑の中で人も機械も悲鳴を上げている。

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s06s.jpg★都会の戦力大活躍!

 都会暮らしの人々のパワーは、山家人(やまがびと)の想像をはるかに超えていた。機械では選別できない根の部分を次々と掘り起こしていく。

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s07s.jpg★木材チップの投入

 整地が終るとブルーベリーのための木材チップが投入され、ショベルカーによって敷きならされていく。

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s08s.jpg★再び都会人の大活躍!

 大まかに機械施工された木材チップは、次に手作業でていねいに敷き均され、植栽の準備が整っていく。


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s09s.jpg★苗木と植栽器具

 用意された2年生苗木は、3品種60本。

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s10s.jpg★植栽が始まる

 厚さ30センチほどのチップを改めて掘り起こし、植え付けの準備が始まる。


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s11s.jpg★植え込み作業

 土壌を酸性に維持するためのPH調整剤ピートモスを投入し、1本1本ていねいに植え込まれていく苗木。

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s12s.jpg★散水作業

 植え込みが終るとたっぷりと散水が行なわれ、苗木は生き生きと活着していく。これからの成長が楽しみ。
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s13s.jpg★植栽全景

 約1ヶ月前のあのジャングル状態は、今では想像もできないほど見事なブルーベリー農園に再生された。山村と都市の協働プロジェクトは、ここに大きな成果を残すこととなった。


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s14s.jpg★農園境界に垣根づくり

 参加者の提案で、農園の境界に現地調達の竹垣づくりが行なわれ、これには山村の参加者もびっくり!


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15s.jpg★やったど~

 すべての再生作業を終了し、若苗を前にして記念撮影。
ひとりひとりの胸に満足感、達成感など様々な思いが駆け巡る。


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