Life Colour Design
カラーデザインやカラーコーディネートとは、個々の色の性質を活かしながらバランスよく色同士を組み合わせることで、調和をもたらし且つ自分が思い描くイメージを作りながら、外面からも内面からも豊かな自分と暮らしを創り上げていくことと言えるでしょう。
カラーコーディネートを愉しむ
あたりまえのことですが、イン・ルーチェのカラーコーディネート講座のいずれも“色合わせ”が上手になるためのクラスです。とはいえ、簡単なようで意外に難しいのが「色彩感覚」を学ぶこと。なぜならば、書籍から得られる知識や情報と現実との間に“見えない”ギャップがあるからです。
本来カラーは個々の感性に深く関わる性質のものです。従って通り一遍の書籍学習では、実際の色感をアップさせることは容易ではありません。そのためにイン・ルーチェではコンサルティング形式の講座を行い、参加者一人一人が現実の暮らしの色で用いる色(等身大のライフスタイルの色)をベースに学習を進めていきます。カラーカード&色彩書籍を使用する従来型のレッスン形式とは全く異なる独自開発の学習方法に基づいて「使える&役立つ色彩力」を学んで頂いています。
このため同じカリキュラムであっても、参加メンバーにより扱う色やコーディネートのテクニックが若干変化します(無論クオリティは一定です)。これがライブ感覚溢れるコンサルティング形式の講座の醍醐味です。単なる知識や情報の記憶に留まることなく、実際に“眼” と“手” を働かせながら色彩感覚を養うため、レッスンを重ねる毎に「何となく」から「なるほど」と理解が深まり「色づかいに自信が持てるようになりました」と喜ばれる姿が印象的です。
イン・ルーチェのパーソナルカラーについて
パーソナルカラーをワードローブに取り入れることに躊躇される方もいらっしゃいます。「好きではない」ということが最大の理由でしょうが、それ以外にも「診断を受ける都度、異なる結果になる」「何故似合うのかの理由が明瞭でない」といったことも挙げられます。このために「自信を持って色を着る」という素晴らしいことをなかなか実現できずにいらっしゃる方も、まだまだ大勢みえることでしょう。
パーソナルカラー判定を受ける場合に大切なことの1つに「信頼できるカラーアナリストを選ぶ」ということがあります。とは言え数値化されることのない色感を推し量るというのは言葉でいうほど容易ではありません。
実際には「カラーアナリストが似合う色をどこまで使いこなしているか」「色彩とイメージコーディネートの専門的知識と技術のレベルがどの程度か」「知識や技術は更新されているか」そして何よりも「カラーアナリストが色で活き活きできているか」「クライアントのライフスタイルや希望を尊重した提案がなされているか」ということが重要視されます。
イン・ルーチェでは上記のことは勿論のこと、せっかく知り得たパーソナルカラーを生涯の友としてライフスタイルに取り入れて頂けるよう、以下のことにも配慮した色彩提案をいたしております。
☆色彩学をベースにした客観性の高いパーソナルカラーシステムを用いているため、その他多くのカラーアナリシス理論との互換性があります。(中には印象などのイメージをベースにした診断方法もあるようですが、これらはアナリストの主観が反映されるため結果がばらつくということを招きます)
☆パーソナルカラーシステムを理解する上で、コーディネートの構成要素である形態イメージ及び素材イメージについても学びます。この理解により、他のシステムでは何故違う結果が出てしまったのかを納得いただけるよう伝えることができます。(これについては大変好評を頂いております)
☆専門表現やグループ名称以外の、簡単な色の表現をもって似合う色をお伝えしています。このことにより誰にでも気軽に簡単に、似合う色に即チャレンジしていただけれます。
たかが服色、されど服色、所詮は服色です。けれども、その所詮の色が私たちの気持ちをコントロールしていることはまぎれもない事実です。「あなたがその服を着ることで気持ちが満たされますか?」「気持ちが癒されますか?」「自信をもってその服や色を楽しむことができていますか?」さもなくば、服は単なる温度調節のための道具に過ぎません。このような方を見る度に「なんと勿体ないことを…」と感じる日々です。
もしあなたが、単なる道具以上の服を求めるならば、まずは十人一色から脱却し、十人十色を楽しむことから初めてみましょう。そして「以前より少し色づかいに自信が持てるようになった…」と感じることができたならば、いよいよ「一人十色」を思う存分に楽しむ時期の到来です。
働き者の洋服ダンスを育てる
「好きな色」「似合う色」「自分の色」とファッションカラーの楽しみ方は、人それぞれです。けれども「着回し上手になりたい」「たんすの肥やしを無くしたい」と思う気持ちは一緒でしょう。
中学校の英語で習った5W1H「いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように」を覚えていますか?
極端な例えですが「洋服を買ったときの5W1Hがバラバラであったとしても、洋服ダンスに並ぶアイテム達が、仲良く組み合わせを楽しむことができる状態」これが働き者の洋服ダンスの正体です。
このような洋服ダンスを持てば、コーディネートは鬼に金棒ですし、肥やしがなくなりますからお財布にも優しい、無論センスのよい着こなしができる…と良いことだらけです。
「働き者の洋服ダンス」を育てるためにまず必要なこと、それは”カラーの取説(とりせつ)”を学ぶことです。そうすれば、きっとあなたに役立つ洋服ダンスを育てていけることができるでしょう。