色と心…表現と癒し。 by 色彩共生空間 イン・ルーチェ

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What's Colour ?

私たちは生活に必要な情報の約90%近くを、通常目から入る情報に頼っています。その情報の7割以上が色彩に左右されています。「大切なのは見た目よりも中身」であることに異を唱えるつもりはありませんが、一方でヒトが視覚に頼る動物であることは紛れもない事実です。ですから色彩を巧みに使いこなすことで、その効果や成果は幾重にもアップすることに間違いはないでしょう。

色について

「アートとデザインは違う!」とは色彩の師の言葉。正に「言い得て妙」と頷いたことを記憶しています。例えるならば「心が惹かれる(好き)」という主観的な視点からの色彩の世界と、「目的に応じている(ふさわしい)」という客観的な視点からの色彩の世界の違いです。
グラフ.jpgどちらも捨てがたい色の世界ですが、大切なことは一言で簡単に「色は…」と丸めて扱わないことでしょう。なぜならば、色の世界は幅広く奥深くものであることはアリストテレス以前からとも言われる色彩の研究歴史を見ても明かですし、また未だに未知の領域を多く残す「光・眼・脳・心」の融合により“色”というものが存在していることからも頷けることでしょう。



ボトルホロスコープ.jpgいずれにせよ衣食住に関わり続ける色は、言うまでもなく私たちのライフスタイルそのものです。また無数にある色それぞれには、単に私たちの情緒を豊かにする以上の働きを備えています。「好きだから…」という理由も大切ですが、色の性質を理解した色選びと色づかいは、1人1人の暮らしの質を向上させる上で大きな役割を担っています。

色で素敵になるということ


「もっとキレイになりたい!!」。色について関心をもつ女性の胸の内には、多かれ少なかれこの欲求があるものです。

ところでこのようなことを感じた経験はありませんか?

「ステキだと思って一目ぼれして買ってはみたものの、着てみたら何だかイマイチ…」「若いときに着られた色が、最近は似合わないような気がする」

『似合う』とは顔映りが良く、好印象を与えることを意味します。
 具体的には…

◎ 瞳がきらきら輝き、髪や目が艶やかに見える。
◎ 顔色が明るくなり、血色が良く見える。健康的に見える。
◎ 肌に透明感が生まれ、若々しく見える。
◎ 肌のトラブルが目立たなくなる。
◎ 顔の輪郭がすっきり見える。
◎ 表情を和らげ、好印象を生む。


 一方で似合っていないとは…

× 肌がくすんでみえる。肌のトラブルが目立つ。
× 顔が青白く、不健康に見える。
× 老けて見えたり、やつれて見える。


どちらがいいかは一目瞭然でしょう。さて私たちを活き活きと美しく素敵に見せることに一役を担っているのが『パーソナルカラー』と言われる色選びの方法です。
通称「似合う色」と言われるパーソナルカラーですが、そもそも「似合う」とは何でしょう?「似合う」を決める要素は、印象(その人がもつ雰囲気)、体型(顔型も含む)、固有の色(肌・瞳・髪)などです。これらの個性と服とのバランスが大切です。色は特に重要です。なぜなら服の色と肌の色には相性があるからです。肌の色が明るく見えたり、くすんで見えるのは服やメイクの色の仕業です。見た目年齢を、良くも悪くも偽ります。実際には「好きな色」も「似合う色」もどちらも自分の欲求を満たす大切な色です。「好きな色」は既にご自分が誰よりもご存じのはずですから、次は「似合う色」の番です。カラリストとしての経験から言いますと、自分自身で似合う色を知ることはとても難易度の高いことと言えるでしょう。基本的にはパーソナルカラーアナリストという専門家が、その人の髪・瞳・肌などの色味、つまり私たちが生まれ持った色を分析して選び出されます。従って、必ずしも「好き」と一致しているとは限りません。とは言え、似合う色を身につけると肌はツヤツヤ、瞳はキラキラと輝きます。また「似合うね」と言われたら、内心まんざらでもないのが人間です。このまんざらでもない心境が、自信や垢抜けしたおしゃれを楽しむ心を生んでくれるはずです。更には、計画的な洋服選びができるようになるため、ファッションの色づかいなどに自信を持って楽しむことができます。「お財布のむだ遣い」や「洋服ダンスの肥やし」も無くなります。また色彩検定レベルより細分化された色を扱うため、フラワーアレンジメントやインテリアカラーなど、色彩や配色に関係するあらゆるシーンに役立つシステムであることは間違いありません。付け加えるならば…このシステムが日本に登場したのは1980代半ばですが、これ以降産業界での色彩戦略が本格化したことも忘れてはならない事実でしょう。

色で癒されるということ


「セラピー」「ヒーリング」「癒し」などという言葉を聞くと、「落ち込んだり、バテている人の為のようなもの」と捉えているかもしれません。あるいは「何だか焦臭い」「キワモノ」「似非的な」という印象を抱いているかもしれません。

「言葉によるレッテル化」はとても強い影響力を持ちますから、少し視点を変えてみましょう。「色を使った自分のケアの方法」即ち「カラーケアシステム」です。

「ケア(care)」とは文字通り「手入れ、世話、介護」などの意です。ヘアケア、ネイルケア、スキンケア…etc、美容もケアの一種です。あるいは運動やマッサージ、あるいは良質な食事などで肉体の手入れをされていることでしょう。
色がケアをする領域は肉体の内面、つまり心理や精神です。マインド(思考)とハートと言うこともできますし、加えるならば右脳も挙げられるでしょう。

「内面のケア」ということでは、近年では様々なストレス解消法やリラックス法などが紹介されています。無論カラーケアにもリラックスなどは含まれますが、むしろもっと得意とするところは、体質改善ならぬ「ハート質の改善」というところです。

ハートやココロを庭に例えてみてもいいでしょう。ストレス解消法やリラックス法が、水まきや剪定などのケアに見立てるならば、ハート質のケアとは土壌改良のようなものです。スローで地道な作業ですが、本当に健康で良質で美しい色の花の開花のためには、何よりも大切な手入れです。

「単なる気分転換ではないココロの手入れがしたいなぁ…」という方は、是非一度“カラーケアシステムでココロを手入れする暮らし方”を取り入れてみてはいかがでしょうか。

材料キットから卒業し、オリジナルカラーを味わうということ


お花やビーズ、パッチワークに代表される手工芸を楽しまれる方の数は年々増加しています。
それに比例して「オリジナルカラーを楽しまれる方は?」と見てみると、まだまだ「材料がセッティングされているキット頼み」という方が多いようです。

もちろん材料キットは必要なものが一式揃っていますから「無理なく無駄なく誰にでも」お好みの手工芸を楽しむことができます。

けれども必要最低限の技術を除き、作品の出来映えを左右しているのは、印象の70%にも及ぶ色の影響力です。

「もっと自分のオリジナリティを活かした作品づくりを楽しみたい!」という方は、ぜひ一度「色の取説(とりせつ)」について学ばれることをおすすめします。
作品づくりが数倍も楽しくなり、色づかいに自信も持てることでしょう。

イン・ルーチェのワークショップは、いずれもが上記のエッセンスを複合的に取り入れて構成されています。

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